私が体験した、うつ克服法
心の風邪というけど・・・
私も経験しました
うつ病は、‘’心の風邪‘’ということをよく耳にします。
実際、私の周りでも、うつ病と診断され、治療をしている方がいらっしゃいます。
実は、私も10年ほど前に、うつ病と診断され、治療をした経験があります。
「え?キャサリンが!?」とお感じでしょう。いつも、前向きなツウィートをしてるのに、なんで?と。
実は、あの数々の前向きなツウィートは、ダメダメだった(そう思い込んでいた)過去の自分に向けて、発信している言葉なんですよ。
ある日、‘’プチッ‘’
うつ病が出る前までの私は、自分で言うのもなんですが、とにかく‘’がんばり屋‘’。早朝、家族の誰よりも早く起き、ウォーキング、筋トレ、家庭菜園、と自分の時間を過ごした後は、家族の朝ごはん、お弁当作り。スナック菓子を子供には食べさせたくないから、と、料理教室にも通い、ケーキ作りもマスター。仕事も人の分まで、頑張っていました。
ですが、ある時、周囲の何気ない言動が引き金になり、張り詰めた糸がプッツン。朝が起きるのがつらくなり、大好きだった料理もやる気が出ない・・・。
何をやっても、自分のダメなところしか思い浮かばない・・・。自分の人生の記憶が、「ダメな歴史」で塗りつぶされているように感じました。
人と話してても、人の何気ない言葉が神経に刺さったり、突然涙があふれ出て、「こんなダメな自分は生きてていいの?」と感じるようになってしまったのです。
でも、家族のために死ぬわけにはいかない。神経科でお薬をいただき、治療が始まりました。
私の一番の、うつセラピー
うつから、私を救いあげたのは・・・
こんなうつ地獄から、抜け出すきっかけになったのが、偶然目にした、お笑いコンビ・サンドウィッチマンさんのお笑い動画。
伊達さんと富澤さんの絶妙なコントがとにかく面白くて、気が付くと、彼らのコント動画を3時間も連続して観ていたのです。
つまり、3時間、笑いっぱなしだったということ!!

3時間が過ぎたときには、心が軽くなっているのが自分でも分かりました。それをきっかけに、少しずつ、こころが回復していきました。
「笑う」効果に関して、カリフォルニア大学が興味深い研究を発表しています。笑顔を作ると、10秒後には、緊張を緩和する身体的な変化が現れるそうです。つまり、即効性のある治療だということ。私のケースでは、サンドウィッチマンさんに3時間も「お笑いセラピー」を受け、緊張をほぐしてもらっていったのです。
「笑うこと」に関して、8つの効果があげられています。
①免疫力が高まる
②ストレスが緩和される
③痛みが緩和される
④各種身体的症状に効果がある(血糖値上昇を抑える、血圧低下など)
⑤記憶力が向上する
⑥幸せになる
⑦考え方がポジティブになる
⑧長生きをする
(引用元:『頑張らなければ病気は治る』樺沢紫苑著 あさ出版)
重要な治療のひとつ
私の年頃になると、周りは、更年期障害やがん発病で、うつ病を発症した友人がちらほらいます。
そんな友人たちに、私は、治療のひとつとして、お笑い動画の鑑賞をお薦めしています。
本当は、口角をあげようと心掛けるだけでもいい。

でも、こころが風邪をひいているときは、そういう自発的なことがなかなかできません。
ですから、「外から笑いをもらえる状態に身を置いてみる」、YouTubeだったら、お気に入りのコメディアンに、気軽にチャンネルを合わせることができます。
そうやって、少しずつでも笑える時間を増やしていけばいいのです。
笑顔が増えるといいことだらけですよ。
あなたの開運若返りトレーナー
キャサリン でした