メンタル

トラウマはない?過去の自分にパワーをもらう方法

 

過去の自分に応援してもらう方法

人間は、過去に縛られる?

トラウマというものはない?

あなたは、アドラー心理学を書いた、「嫌われる勇気」というベストセラーをお読みになりましたか?

心理学者アドラーは、「トラウマというものはない」と断言しています。

・・・え?ちょっと待って、フロイトはトラウマについて論文を書いてんじゃん。

例えば、小さい時に父親から虐待を受けて成長した女性が、それがトラウマになり、男性が怖くて恋愛ができない、なんてことよく聞く話だけど・・・?

・・・はい、心理学的に言えば、その通りです。

ですが、「人生を生きやすくなるように、ものを考えよう」というのが、アドラー心理学。人生生きるのが楽になれば、正解なんてどうだっていいんです。

確かに、過去につらい経験をしてしまった。それが心の傷となり、次の一歩がふみだせない、なんていうことは、よく聞きます。

過去からエネルギーをもらう方法

でも、人間は、一生、嫌な過去に縛られて生きていかないといけないのでしょうか。

いえ、私は、アドラーと同じく、「人間は、過去には支配されない」と考えています。

それどころか、「過去からもエネルギーをもらうことができる」と。

私の高校時代の話

恥ずかしながら、私の体験談で説明しましょう。ほろ苦い私の青春の思い出に、ちょっとだけ、おつきあいください。

中高生時代、私は、とても奥手な女の子で引っ込み思案でした(今じゃ考えられないんですけどね)。好きな男子がいても、高校生になるまでバレンタインにチョコレートをあげたことすらない、という子だったんです。

高校一年生の冬のことです。同じクラスに好きな男の子がいるのに、勇気をもってチョコレートを渡すことができない私を、親友が一計を案じて橋渡しをしてくれました。

廊下の隅に、その男子を呼び出してもらい、おずおずとチョコレートを差し出す私。

「チョ、チョコレート、もらってくれる・・?」

チョコレートを受け取ると、その男の子は無言で受取り、教室に戻っていきました。

そして、あろうことか、教室にいた男子たちに大きな声で「〇〇(私の名前)から、チョコレートもらった~」と言いふらしているではありませんか!

そのとき、いっせいに私が男子たちから向けられた好奇の視線・・。15歳の女の子には耐えがたいものです。・・・嫌だ!もう消えてしまいたい!

 

その後、その男子は所属するクラブの友人にも吹聴してまわり、クラブの男子数人が教室まで私を見に来て、廊下から私を指さすことまでありました。

一瞬にして、その男子のことが大っ嫌いになりましたが、その男子と仲間たちから好奇の目で見られ、マウントをとられることは、ずっと続きました(余程、チョコレートをもらったことがなかったのでしょうね((笑))。

過去に支配されるのは、嫌!

・・今では、青春の笑いばなしです。

その後、高校時代の私は、「バレンタイン」と聞くとと嫌な思い出が蘇り、新しく好きな人ができても素直にチョコレートを渡すことができないでいました。これが、フロイトのいう「トラウマ」なんでしょう。

だけど、高校を卒業するとき、ふと、思いました。「2月14日」が来るたびに、嫌な思い出が思い出されるけど、私は、この先、ずっと「2月14日」に暗い思いをして生きていかないといけないの?私は、ずっと「2月14日のトラウマ」に支配されて、縛られて一生を過ごしていくの?

そこで、私は、勇気を振り絞り、その時、好きだった先輩に「2月14日」に、チョコレートを渡しました。彼は、満面の笑みを浮かべ、受け取ってくれました(交際には発展しませんでしたが)。。

・・・以上が、私の「2月14日」の記憶です。

これをフロイト的に解釈すると、この嫌な記憶は一生、私の中でマイナスのエネルギーとなって残るところです。バレンタインのチョコレートなんて、一生見るのも嫌、そんな風になっていたかもしれません。

ですが、アドラーは、「トラウマというものは、その状態でいたい目的のために、作り出した幻想にすぎない」といいます。つまり、私の例でいうと、「いつまでも引っ込み事案の女の子でいたいがために」、「バレンタイン」に暗いイメージを持ち続ける。

新しい意味付けを与える

ですが、高校卒業のときに、勇気を振り絞り、好きな先輩にチョコレートを渡したことで、「2月14日の黒歴史」は塗り替えられました。つまり、「過去を書き換えることができた」のです。

そして、「初めてのバレンタイン」の嫌な思い出を完全に払しょくするため、その後、私は、この嫌な思い出に「新しい意味付け」をしていきました

初めてチョコレートを渡した男子が残念な人だったおかげで、その後、付き合う男性の優しさが心にしみたり(今の夫のことです。えへへ(*´σ`))、自分に好意を抱いてくれる異性に対しては、付き合うにしろ、付き合わないにしろ、礼節を持って接することを心掛けたり・・・。

つまり、あの「2月14日」があったから、「人の優しさ」が分かるようになったのです。「過去の支配」から解き放たれた瞬間でした。

そう考えると、私の中では、「過去ー現在」と時間が流れるのではなく、現在から過去を眺める、そんなイメージです。

過去を眺めるときのポイントは、「そこから学んだことは何?」という質問を自分にすることだと考えています。

このように考えると、過去の自分からもエネルギーをもらうことができます。過去の自分から応援をもらっている、そんな感じです。

 

もちろん、嫌なのに無理やり思い出すことはないし、「忘れること」で、過去から自由になれる面はあると思います。

「あのときがあったからこそ」と考えて、過去の自分からエネルギーをもらうか、「嫌なことはさっさと忘れて」、過去から自由になるか、そのとき、そのときで、自分にとってプラスになる方を選べばいいと思います。

でも、もし、あなたが、「昔あんなことがあったから、自分はこんな人間だ」と思い込んでいるのでしたら、優しく励ましてさしあげたいです。

「過去からエネルギーをもらって、いつでも新しい自分を創りだせますよ」と。

 

 

過去の自分から応援をもらう方法

 

今の自分に「プラスになる意味付け」を過去の出来事に与えてみよう!

 

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