まずは、前回の簡単なおさらいです。
若さを決めるものは、血液の質と量。
1.まず、胃腸を休ませましょう
2.沢山鉄分を吸収できる鶏肉を食べましょう。
3.下腹ポッコリは、血流の大敵。早食いや大食いを止めましょう。
ということでした。
今回も、「血流がすべて解決する」堀江昭佳 著 サンマーク出版 を元に、血液の質と量を改善する方法をレポートします。
今回は、元気な血液を増やす常識についてです。
元気な血液を増やすためには
23時までには就寝できるようにしましょう
前回ご紹介した方法で、胃腸を元気にし、血液を作れるようになったら、次に考えるべきことは、「血液を増やすこと」です。
これに対する答えは至って簡単、「夜23時までには、眠るようにする」ことです。
自律神経は、活動的な交感神経と鎮静的な副交感神経から成り立ちます。
日中の活動的な時間は、交感神経が優位で、夜の静かな時間帯は副交感神経が優位になります。

漢方では、23時以降には寝ているということがポイント。1~3時までは、血を作る時間です。この時間に寝ていない状況が続くと、血を作れないだけではなく、血の浄化ができないためにあらゆる病気を引き起こします。
一日のリズムと造血の関係
血液が作られる仕組みと一日のリズムが関係があるということが、最新の研究で明らかになってきました。
血液の元となる細胞が太陽の光に合わせて全身の若返りに関係しているかもしれません。
眠れないと血が作れない、増やせない。
太陽の光が自律神経を動かして、造血システムを左右します。
睡眠時間が短かったり、就寝時間が遅かったりする人ほど、血が足りません。
原因不明の不眠症に悩まされている人ほど、実は貧血が原因です。
血流が眠りを作り、逆に眠りが血流を作ります。
23時までに眠るようにするためには
血液を増やすこと
不眠が血不足を招き、不眠を悪化させます。
不眠スパイラルから抜け出す方法は、血を増やすことです。

血が足りない人は、その前の段階の胃腸が弱くなっています。胃腸に負担のかかる食事、食べ方をしてはいませんか?
眠りと血液をつくるには
寝室での遮光カーテンはやめましょう。遮光カーテンを開けてレースのカーテンで眠ります。
私自身、朝日が入らない方角の寝室で寝ていましたが、寝ても、疲れが取れない。
そこで、朝日が窓いっぱいに入るリビングに、自分のお布団を持っていき、そこで寝るようにしました。すると、空が薄暗くなってきたときに、同時に脳みそが少しずつ目覚めていくことを感じます。目覚めた後も、もちろん、前日の疲れは残っていません。
起きた後は、5分間太陽の光を浴びます。
朝日を浴びることで、体内時計のリズムが整います。
寝る前の完全呼吸で、睡眠の質を高める
血の不足がある方は、血液の状態が悪いために酸素が届かず、全身が軽い酸欠状態にあります。
酸欠不足を補うために、呼吸をゆっくりしてみてください。そのとき
吐く:吸う=2:1
がポイントです。
この完全呼吸は特に寝る前におすすめ。一日の体と心の疲れをリセットでき、リラックスして、眠りにつけます。このまま、一日あった良かったことを思い出すと効果的です。
そして、眠れなくても自分を責めないことです。
目を閉じて安静にしているだけでも、身体はしっかりと休息しています。
では、今回のまとめです。
23時までには就寝する
次回は、「血流を良くし、若返るための生活習慣」について、レポートします。
あなたの開運若返りトレーナー
キャサリンでした!
(引用元 堀江昭佳 著 「血流がすべて解決する」サンマーク出版)